私はアラフィフ、シングルマザー、自分で本格的に投資を始めて2年
まだまだ分からない事だらけ
私の体験もお話しつつ、一緒に勉強していけたらと思っています
前回はインデックス投資、高配当投資についてお話しました
今回はインデックス投資のおすすめファンドについてお話したいと思います
インデックスのおすすめファンド!買うならこれだ!
何を買えばいいの?
何を買えばいいかなんてわかんないですよね
私も初めは手探り状態…
そこで
一般的に初心者の方にお勧めなファンドを紹介します
以下の3つのファンドです
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
メリット
- 世界中の株式に一度に投資できる
この投資信託を買うだけで、日本以外の世界中のいろいろな国の会社の株に投資できます
たくさんの国や会社に分散して投資することで、リスクを減らすことができます - 低コスト
信託報酬(投資信託を運用する会社に払う手数料)が年間0.09889%と、とても安いです
これは100万円投資したら、1年間で約989円の手数料という計算になります - カントリーリスクの低減
特定の国や地域に投資が集中しないので、ある国で問題が起きても影響を受けにくくなります - 長期投資に向いている
コストが低く、世界経済の成長を期待できるので、じっくりと資産を育てる長期投資に適しています
デメリット
- アメリカの影響が大きい
「全世界」と言っていますが、実際にはアメリカの会社が多く含まれています(約60%以上)
そのため、アメリカの経済が悪くなると、この投資信託の価値も大きく下がる可能性があります - 為替の影響を受ける
外国の株式に投資するので、円とドルなどの為替レートが変わると、投資の価値も変わります - 日本株が含まれない
名前に「除く日本」とあるように、日本の会社の株は含まれていません
日本の経済が良くなっても、この投資信託の価値には直接影響しません。
投資先と構成
- 先進国株式(日本を除く):約89.4%
- 新興国株式:約10.6%
主な投資先国:
- アメリカ(約60%以上)
- イギリス
- カナダ
- フランス
- スイス
など、日本以外の先進国と新興国の計47カ国の会社の株式に投資します
信託報酬
年間0.09889%
*信託報酬は、投資信託を運営・管理するためにかかる「お金」のことです
簡単に言うと、投資のプロに払う「お給料」のようなものです
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
メリット
- 日本を含む世界中の株式に投資できる
日本を含む世界中の会社の株に投資できるので、より幅広い分散投資が可能です - 低コスト
信託報酬は全世界株式(除く日本)と同じで、非常に安いです - 日本株も含まれる
日本の経済成長も期待できます - カントリーリスクの低減
全世界株式(除く日本)と同様に、特定の国や地域に投資が集中しないので、リスクを分散できます
デメリット
- アメリカの影響が大きい
全世界株式(除く日本)と同様に、アメリカの経済の影響を大きく受けます - 為替の影響を受ける
外国の株式に投資する部分については、為替の影響を受けます - 日本株の比率が小さい
日本株も含まれますが、その比率は約5.4%と小さいため、日本経済の影響は限定的です
投資先と構成
- 国内株式:約5.4%
- 先進国株式(日本を除く):約84.4%
- 新興国株式:約10.1%
信託報酬
年間0.09889%(全世界株式(除く日本)と同じ)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
メリット
- アメリカの大企業に集中投資
アメリカの大きな会社500社に投資するので、アメリカ経済の成長を直接期待できます - 低コスト
信託報酬は他のeMAXIS Slim商品と同様に非常に安いです - わかりやすい
アメリカの有名な会社に投資するので、投資先がイメージしやすいです - 高い成長期待
アメリカの大企業は世界中で事業を展開しているため、世界経済の成長も期待できます
デメリット
- アメリカ一国に集中
アメリカの経済が悪くなると、大きな影響を受けます - 為替の影響を強く受ける
すべてアメリカの株式なので、円とドルの為替レートの影響を強く受けます - 他の国の成長機会を逃す
アメリカ以外の国の成長する会社に投資できません - 分散投資の効果が限定的
1つの国の大企業のみに投資するため、全世界株式と比べると分散効果が小さくなります
投資先
アメリカの大企業500社(例:アップル、マイクロソフト、アマゾンなど)
信託報酬
年間0.0858%(3つの中で最も安い)
3つの投資信託の比較
信託報酬
- 全世界株式(除く日本):年間0.09889%
- 全世界株式(オール・カントリー):年間0.09889%(同じ)
- 米国株式(S&P500):年間0.0858%(最も安い)
分散の度合い
- 全世界株式(オール・カントリー):最も分散(日本含む)
- 全世界株式(除く日本):次に分散(日本除く)
- 米国株式(S&P500):最も集中(アメリカのみ)
投資対象国
- 全世界株式(オール・カントリー):日本を含む約48カ国
- 全世界株式(除く日本):日本を除く約47カ国
- 米国株式(S&P500):アメリカのみ
為替リスク
- 全世界株式(オール・カントリー):高い(日本株の部分を除く)
- 全世界株式(除く日本):高い
- 米国株式(S&P500):最も高い(すべてドル建て)
主な投資先の割合
- 全世界株式(オール・カントリー):
- アメリカ:約60%
- 日本:約5.4%
- その他:約34.6%
- 全世界株式(除く日本):
- アメリカ:約60%以上
- その他:約40%未満
- 米国株式(S&P500):
- アメリカ:100%
まとめ
- 全世界株式(除く日本):
- 特徴:日本以外の世界中の株式に幅広く投資
- おすすめの人:世界経済の成長を期待し、日本株は別に持っている人
- 全世界株式(オール・カントリー):
- 特徴:日本を含む世界中の株式に投資
- おすすめの人:1つの商品で世界中の株式に投資したい人
- 米国株式(S&P500):
- 特徴:アメリカの大企業500社に集中投資
- おすすめの人:アメリカの経済成長に強く期待する人
これらの投資信託は、それぞれ特徴が異なります
全世界株式の2つは幅広く分散投資ができる一方、米国株式は成長が期待できるアメリカ企業に集中投資します
私は日本の個別株も所有しているのでeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)に投資しているよ
投資を始める際は、自分の目的やリスクの許容度に合わせて選ぶことが大切です
例えば:
- リスクを抑えたい人:全世界株式(オール・カントリー)
- 日本株は別に持っている人:全世界株式(除く日本)
- アメリカの成長に期待する人:米国株式(S&P500)
また、投資には常にリスクが伴うことを忘れずに、長期的な視点で取り組むことが重要です
株価は短期的には上下しますが、長期的には世界経済の成長とともに上昇する傾向があります
初めて投資を行う場合は、少額から始めて徐々に慣れていくのがよいでしょう
また、わからないことがあれば、両親や先生、金融の専門家に相談することをおすすめします
最後に、これらの投資信託はいずれも低コストで運用できるため、長期投資に適しています
自分の目標や状況に合わせて、じっくりと選んでみてください。